広島で家を建てるなら知っておきたい災害リスクと備え

2026.02.05

注文住宅を建てるとき、多くの人がこだわるのは

「間取り」「デザイン」「設備」などの暮らしの快適さです。

 

けれど、もう一つ忘れてはならない視点があります。

それが「災害リスクへの備え」です。

 

特に広島は、近年も記憶に新しい豪雨災害や地震、台風など、

自然災害の影響を受けやすい地域。

 

 

家族の安全を守る「家」を建てるなら、

立地選びや建物の構造を通じて、

災害への備えを考えることが重要です。

 

 

本記事では、

広島で家を建てる前に知っておきたい

主要な災害リスクと、住宅での具体的な備え方について

詳しくご紹介します。

 


 

1. 広島で特に注意すべき災害とは?

 

■ 土砂災害(がけ崩れ・土石流)

 

広島は山や斜面の多い地形で、

住宅地が山の斜面に沿って造成されているケースも多くあります。

 

そのため、全国的に見ても

土砂災害の危険箇所が非常に多い県の一つです。

 

◆ 代表的な被害例:

  • 2014年広島市豪雨災害(77人が死亡)

  • 2018年7月西日本豪雨(広島県内で100人以上の死者)

 

こうした災害では、

短時間で大量の雨が降る「ゲリラ豪雨」によって、

土砂が住宅地に流れ込み甚大な被害を及ぼしました。

 


 

■ 洪水・浸水

 

瀬戸内海に面し、

太田川・芦田川など複数の河川が流れる広島県では、

河川の氾濫や高潮による浸水被害にも注意が必要です。

 

特に広島市中心部のデルタ地帯に位置する地域や河川沿いの土地では、

ハザードマップで浸水想定区域に入っていないかの確認が必須です。

 


 

■ 地震

 

広島県は他地域に比べて

地震の発生頻度は高くありませんが、

全く安全というわけではありません

 

  • 過去には芸予地震(2001年)で大きな揺れを観測

  • 南海トラフ地震の影響も想定されている

  • 活断層(五日市断層・呉市付近など)も確認されている

 

地震に強い家づくりは、将来の備えとして必須です。

 


 

2. 住む前に確認すべき「災害リスクの見える化」

 

災害リスクを知る第一歩は、

住もうとしている土地がどのような危険性を持っているのかを知ることです。

 

◆ ハザードマップの活用

広島市をはじめ各自治体では、

以下のようなハザードマップを公開しています。

 

  • 土砂災害警戒区域

  • 浸水想定区域

  • 津波浸水想定区域(沿岸部)

  • 地震の震度分布想定

 

住宅会社と土地探しを行う際は、

候補地がこうしたリスク区域に該当していないか、

またはどのような対策が必要かを事前に確認しましょう。

 

▼チェック方法例

  • 国土交通省「ハザードマップポータルサイト」

  • 広島県の地域防災マップ

  • 各市町村の防災ページ(例:広島市防災ポータル)

 


 

3. 家づくりでできる災害対策

 

■ 土地選び編

  • できる限り平坦地・高台を選ぶ

  • 斜面に接している場合は擁壁の状態を確認

  • 盛土か切土かを地盤調査で確認(盛土は崩れやすい)

  • ハザードマップで土砂災害・浸水エリアを避ける

 

「安い土地には理由がある」と言われるように、

条件の良すぎる土地には必ず裏があります。

価格だけで判断しないことが大切です。

 


 

■ 建物の構造・仕様編

  • 耐震等級3を取得する(最高ランク)

  • 制震・免震構造を取り入れる

  • 基礎はベタ基礎・地盤改良などで強化

  • 高基礎や床上げ設計で浸水対策

  • 雨樋・排水経路の適切な設計

 

特に木造住宅の場合、

施工会社の技術や仕様によって耐震性が大きく変わります。

 

性能にこだわりたい場合は、

長期優良住宅やZEH基準の住宅会社に相談すると良いでしょう。

 


 

4. 万が一に備える暮らし方の工夫

 

いくらハザードを避けた家づくりをしても、

「自然災害を完全に防ぐこと」はできません。

そこで、暮らしの中でできる備えも忘れずに取り入れましょう。

 

◆ 家庭での防災対策例

  • 非常用持ち出し袋の準備

  • 家族で避難場所の確認・ルートの共有

  • 家具の転倒防止(耐震ラッチや固定器具)

  • 懐中電灯・モバイルバッテリーの常備

  • 太陽光+蓄電池の導入で停電に備える

 

最近では、太陽光発電+蓄電池を備えた

“レジリエンス住宅”も注目されています。

災害時も電気が使える安心感は大きな価値です。

 


 

5. 広島の住宅会社に相談するメリット

 

広島で家を建てるなら、

地域の災害特性を熟知している

地元の住宅会社や工務店への相談が安心です

 

これらの会社は

「この土地は過去に崩れやすかった」「この地域は浸水歴がある

「この地域は避難所が近く安心」といった、

ネットには載っていないリアルな情報を持っています。

 

また、地場の住宅会社は、

県や市が実施する災害リスク軽減の補助金制度にも精通しており、

申請支援まで行ってくれるケースも。

 


 

まとめ|「災害に強い家」は、未来への投資

 

災害は「いつか来るかもしれない」ものではなく、

「いつ起きてもおかしくない」ものです。

 

特に近年は、気候変動の影響もあり、

ゲリラ豪雨や台風の威力が増してきています。

 

だからこそ、

家づくりの段階でどれだけ災害への備えをしておけるかが、

家族の命を守る重要なカギとなります。

 

 

「ひろしまの家」では、

災害リスクに配慮した家づくりに強い

地域工務店やハウスメーカーを紹介しています。

 


土地探しから相談できるパートナーに出会い、

「安全・安心なマイホーム」を手に入れてください。

カテゴリー一覧